新築マンション&一戸建ての内覧会時にチェックすべき項目とは?!

内覧会時のチェック項目

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内覧会時に修繕して貰えるのは、原則、「各種法基準」「機能性」を満たしていない不具合のみ。

一般の方は、ほとんどなじみの無いものかと思いますが、”マンション(建築物)”って、様々な法基準の対象となっているのです。

  • 建築基準法
  • 建築基準法施行令
  • 消防法
  • 品確法
  • 都市計画法
  • 民法
  • 各種環境法

など、様々な法規制をクリアーしていなければいけないんですね。

私のような一級建築士が「建物に関する法の番人」と言われたりするのも、上記のような様々な法規制を理解した上で、すべてを順守した建物(マンションなど)を設計する必要があるからなのです。

必然的に、”施工”においても、関連するすべての法規制を満たしたマンションをつくる義務があります。

”マンションの内覧会時に何をチェック・指摘すればよいのか?”

が時折、話題となっていますが・・。

本来、マンションの内覧会時に指摘できる項目(確認すべき要素)となるのが・・。

  1. 「契約内容(仕様など)」との相違の有無。
  2. 「使い勝手上(機能性)」の不具合の有無。
  3. 「各種法基準・施工基準」を満たした施工状況となっているか。

の3要素です。

内覧会チェック

「契約内容(仕様など)」との相違の有無

近年、新築マンションのほとんどが「工事着手前もしくは、工事中に販売開始」となっています。

戸建住宅も同様に、「建売住宅」のはずなのに・・何故か、工事着手前に”販売開始”される、「青田売り(売建住宅とも呼ばれ始めています。)」の物件が増加。

●実際の物件を見てから”購入”する

のではなく

●”購入”してから、物件を見る

パターンが大半を占めている状況なのです。

それゆえに、重要なポイントとなるのが・・。

*仮契約時に示されていた内容(デザイン・仕様など)と相違が無いかどうかを確認すること。

です。

内覧会時に、この「契約内容との相違の有無」は必ずチェックしておかなければならない要素

  • 各種図面・仕様書
  • 仮契約時の書類
  • オプションなどの依頼に関する書類

を本来であれば、ちゃん事前に内容確認をした上で、内覧会に持参。”相違の有無”をチェックするべきなんですよね。

しかし、残念ながら・・多くの方が、そこまでの事前準備は出来ていないものと感じています。

でも、実際に「契約内容と相違がある」というケースがまれに存在しているんですよね。

私が、内覧会同行サービスを通じて、体験したことがある(見つけたことのある)ミス(相違点)として

  • キッチンの仕様が異なっていた(色・柄が違う)
  • 内装扉の色が違う
  • フローリングの仕様が異なる(色・柄)

といったことがありましたからね。

やはり、きちんと内覧会時にチェックしておく必要がある項目(要素)と思います。

「使い勝手(機能性)上」の不具合の有無。

窓の気密性・遮音性

内覧会時に、一番重視しておかなければいけない”チェック項目”となるのが、やはり「使い勝手上(機能性)の不具合の有無」となります。

チェック対象となるのは、マンションであれば、「住戸内のすべての要素」。戸建て住宅であれば、「敷地内のすべての要素」となります。

”使い勝手”をさらに分類すると。

  1. 「使いやすい」状態となっているかどうか。
  2. 「本来、求めるべき機能」が満たされているがどうか。

上記2つの要素に分けて、考えるとこができます。

例えば、『窓(サッシュ)』を例に記してみると。

  • 窓の開け閉めがしにくい

といった不具合は、「使いやすさ」が満たされていないもの。

  • 窓の「気密性」が不足している

といった不具合は「本来の機能」が満たされていない状況を意味しています。

この「使いやすさ」と「機能性」の2つの項目を

  • 床(フローリング)
  • 天井
  • 換気設備(各種スリーブ)
  • 給湯設備
  • 給排水設備
  • キッチン
  • 電気設備
  • 建具(扉・窓)
  • バルコニー(雨水排水など)
  • 浴室

といった、各要素に対して、確認していく(不具合の有無)ことが必要となります。

「各種法基準・施工基準」を満たした施工状況となっているか。

住宅(マンション・戸建)を作る上で、各種法規制に基づいた施工が求められています。(必須要素)

住宅(マンション・戸建)において、そんな代表的な要素となるのが下記です。

  • 防火基準(必要な防火性能が満たされた施工となっているかどうか。)
  • 壁・床の施工精度(床の勾配、壁の垂直性など)
  • フローリング床の”つなぎ目部分”の段差(基準値以下となっているかどうか)
  • 感知器の設置位置
  • バルコニーの排水勾配

などは、必ず、内覧会時にチェックしておくべき要素となります。

というのも、実際に内覧会同行調査を通じて、上記要素の不具合を見出すことがありますので。

「確認申請の行政検査を受けて、審査通過しているのであれば、法規・基準を満たしているはず」

と多くの方が考えますよね。

でも、現実は違うんです。

先日「レオパレスの賃貸住宅にて、大規模な防火性能不正(防火性能が満たされていない、建材を使用。)が発覚」しましたが、このような出来事は昔から存在しているのです。

レオパレスの賃貸住宅だって、ちゃんと行政の確認検査が行われて、検査済証までもらっているはずなんですよ。

正直、確認申請の行政検査は形骸化している部分があるのです。

ですから、表面化していないだけで、世の中にはもっと沢山の「基準を満たしていない住宅(マンション、戸建て)」が存在しているのです。

住宅購入時に、しっかりと第三者視点でチェックしておく必要があることを”レオパレスの事件”を通じて感じてもらえたのではないでしょうかね。

「機能性」「施工基準」のチェックに有効な内覧会同行サービスの活用。

戸建て内覧会同行サービスとは?

内覧会では、「契約内容との相違」「使い勝手・機能性」「施工基準」を確認することが必要なわけですが。

購入者自身がチェックを行う場合、「契約内容との相違」「使いやすいかどうか」「機能性の一部」は、十分確認できるものと思います。

ただ

  • 住宅設備機器及び建材の「機能性」
  • 施工基準

の確認は、正直、なかなか行えないものです。「機能性」「施工基準」の内容を認識していないものですからね。

そこで効果的なのが「内覧会同行サービス」の活用です。

住宅インスペクター(建築士)が専門的な知識と経験にて、内覧会に同行する形で、チェックをしてくれるサービス。

「機能性」と「施工基準(法基準)」を満たしているかどうかを依頼主に替わって、チェックしてくれます。

関連記事1 >> 新築マンション内覧会同行サービスの概要
関連記事2 >> 新築戸建て内覧会同行サービスの概要

上記には、私(バウムプランニング一級建築士事務所)が行っている内覧会同行サービスの概要を記していますので、ご参照いただければと思います。

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