【冬季節】敷布団が寒い!3つの原因(仕組み)と対策とは!?

寝室

敷布団が寒い

近年では、冬季節になると、「布団に入っても寒さを感じて寝られない」という方も少なくないようです。特に「フローリング床」に対して、”敷布団”を利用している方にて

*敷布団が寒く(冷たく)感じる

ことで睡眠不足(入眠障害・中途覚醒)が続くのは、辛いもの。

ここでは、まず「何故、敷布団が寒く感じるのか?の3つの要因」を明らかにした上で、それぞれの対策(寒さ)をご紹介したいと思います。

敷布団が寒い!3つの原因(仕組み)と対策とは!?

フローリング床

近年、「敷布団が冷たい」と感じてしまうのには、住宅環境要因が関連しています。それが・・

*寝室の床が「フローリング仕様」となっている

からです。

そもそも”フローリング床”というのは、欧米地域の「土足&ベッド文化」に対応した床仕様。日本のように「靴を抜いて生活する」ことを想定したものではないのです。

日本の現代住宅の構造を考えると

一戸建て住宅の場合、床下換気が優先された作りとなっており、床下は外気と繋がる環境に。一般的な住宅の場合、床下の断熱性はあまり高くない(基準に沿った平均的な断熱性)ので、冬季節にてフローリング床は冷たくなりやすいのです。

マンションの場合は、床の構造躯体が「コンクリート」。冬季節では、冷たくなります。コンクリート上にフローリングを設置しますので、特に”直貼り方式”で作られフローリング床は冷たくなりやすいのです。

・フローリング床(寝室)
・コンクリートの床構造
・床下が外気と繋がっている

という住宅構造から、冬時期は寝室の床が冷たくなってしまうのです。

敷布団が寒い(冷たい)と感じる「3つの要因」

敷布団が寒い(冷たい)と感じる「3つの要因」

このように、現代住宅の「寝室」では、冬季節にて床が冷たくなる・・そんな住環境であることを認識していただいた上で、本題の

*敷布団が寒い(冷たい)と感じる「3つの要因」

をお話したいと思います。

それが下記3要素です。

1)敷布団の「断熱性」が低い
2)敷布団の「保温性」が低い
3)敷布団を温められない(低体温・冷え性)

1)敷布団の「断熱性」

昭和の時代の寝室は「畳床」が多かったのですが、現代住宅では、大半が「フローリング床」となっています。

そこで”畳床”の頃はあまり問題とならなかった、「敷布団の断熱性」が大きな課題となることに。

一般的な敷布団では、フローリング床に直置きした場合、断熱性が不足。フローリングの冷たさが敷布団を冷やしてしまう(冷たさの伝達)のです。

*敷布団の「断熱性」が不足

2)敷布団の「保温性」

一般的な”敷布団”は本来”畳”との相乗効果にて、「保温性」を発揮・維持することが出来ていました。

しかし、現代の”フローリング”の場合は、保温性に欠けるため、敷布団の保温性も不足することとなります。

その結果、敷布団の熱が奪われ(フローリング床に熱が伝導)、敷布団が冷たく感じられるようになってしまうのです。

*敷布団の「保温性」が不足

3)敷布団を温められない(低体温・冷え性)

3つ目の要因が人側(体質上)の問題にて「敷布団を温めることができない」ことによって、敷布団が冷たく感じてしまうというケースです。

原則、”敷布団”自体が熱を作り出すことはできません。

敷布団が温かくなるのは、人が発する熱によって、温まるから。

しかし、低体温傾向の方や冷え性の方の場合、敷布団を適切に温めることができないケースがあるのです。布団が温まらないので、さらに体も寒く感じてしまう・・まさに悪循環ですよね。

敷布団の寒さ(冷たさ)対策

それでは、具体的に上記”3つの要因”に対する対応策(寒さ対策)をご紹介したいと思います。

「断熱性」の対策1:敷き毛布の活用

敷き毛布の活用

【上記写真】なめらかタッチ敷きパッド(敷き毛布)

敷布団の断熱性を補う、最も簡単な方法が

*敷き毛布(毛布パット)の活用

です。

”毛布”は上掛けするもの・・と思っている人もいるかもしれませんが、”毛布”は「断熱性」に特化したアイテム。布団内部の熱の大半(約70%)が敷布団を通じて、床へと逃げていくもの。

熱が逃げるのを防ぐために、敷布団側(上もしくは下)に毛布を設置するのが、効果的な使い方となります。

近年では、上記写真(なめらかタッチ敷きパッド)のような、敷きパット式の毛布が登場。人気となっています。

「断熱性」の対策2:厚みのある敷布団の活用

厚みのある敷布団の活用

敷布団の”断熱性”は、「素材の種類」と「素材の厚み」が大切なポイントとなります。中でも「厚み」に比例して、断熱性は高まりますので、有効な厚みのある敷布団を使用することが効果的な対策となります。

床の冷たさを防ぐために必要な厚みの目安となるのが「7cm」

実際には、体の沈み込みや素材のヘタリなども考慮すると

*敷布団の厚み「10cm」

が床の冷たさを伝えない(断熱性)ためにおすすめな”厚み”となります。

「10cmの厚み」を確保する上で、素材の「耐久性・強度」も併せて必要不可欠な要素となりますので、一般的な敷布団に使われている「綿」「真綿など」の素材では対応ができません。

強度と高い断熱性を兼ね備えた

*高密度(30D以上)ウレタンフォーム素材

が最適な素材となります。

■ 高密度(30D以上)ウレタンフォーム素材で作られた厚み「10cm」以上の敷布団(直置き対応マットレス)

motton(モットン):厚み10cm
雲のやすらぎプレミアム:厚み17cm
ムアツ布団2フォーム(昭和西川):厚み8cm

「保温性」の対策1:保温性敷きパッドの活用

保温性敷きパッドの活用

上記写真:冬用 極厚系 フランネル敷きパット

既存の敷布団(マットレス)を活かしたまま、”保温性”を高めたいと考えるのであれば、「保温性に特化した敷きパット」が効果的です。

”保温性”を謳っている商品(敷きパット)にも、いろいろな商品がありますが、実際の「温かさ(暖かに感じるかどうか)」を重視すると

*フランネル素材

もしくは

*ムートン素材(天然素材)

のいずれかにて、作られた敷きパッドが効果が高いものと感じています。

個人的にいろいろと試した結果としては「フランネル仕様の敷きパット」が温かさ感にて一番のおすすめです。

「保温性」の対策2:保温性素材敷布団の活用

保温性素材敷布団の活用

敷布団(マットレス)の買い替えを検討するのであれば、「保温性の高い素材」で作られた敷布団を選ぶようにしたいものです。

敷布団に活用できる素材の中で、最上位の保温性を有するのが

*羊毛(高品質)

です。

天然素材の羊毛の保温性は、睡眠に適した温度をキープするのに適しているのが特徴。

ただ、同じ羊毛といっても、「高品質・高密度の羊毛」もあれば、「低品質・低密度の羊毛」も存在。その差は”耐久性”と”保温性”にて大きな差が存在しています。

羊毛であればなんでも良いのではなく、 「高品質・高密度の羊毛」 を使用した敷布団を選ぶことが自由ようなポイントとなります。

高品質の羊毛を含んだ敷布団:雲のやすらぎプレミアム

「低体温・冷え性」の対策

「低体温・冷え性」の対策

上記写真:一般医療機器取得で人気の炭100%繊維メディカーボン

低体温・冷え性にて、布団を温めることができない場合、基本的には「体質改善」が必要となります。

最新アイテムの中には、「炭の遠赤外線効果」を利用。温熱治療・血行促進を促してくれる画期的な敷きパッドがあります。それがこちらの

メディカーボン敷きパッド

です。

敷きバッドとしては、高価なアイテムなのですが、それもそのはず、メディカーボン敷きパッドは、単なる寝具アイテムではなく、なんと「一般医療機器」を取得している商品。

れっきとした、冷え性など血行促進のための治療用アイテムなのです。

メディカーボン敷きパッド

寝ながら、温熱治療・血行促進が促させる優れもの。遠赤外線の作用と共に、体の中から”暖かさ”を生み出してくれるのです。

冷え性にて、なかなか布団の中が温まらない・・という方は、ぜひ、一度試してみる価値はあるかと思います。

まとめ

冬季節にて敷布団が冷たく・寒く感じてしまうのには、大きく「3つの要因」があることがわかっていただけたかと思います。

今、何が要因となって布団の寒さを感じているのかをまずは見極めることが重要に。原因に即した対応をとらなければ、いつまでたっても問題は解決に至りませんからね。

2020年10月25日寝室, 寒さ対策, 寝具, 敷布団

Posted by baum(一級建築士)