※内覧会同行チェック※「玄関ドア」の不具合・確認ポイントは!?

私が「内覧会同行サービス」を通じて、実際にチェックしているポイント及び不具合を発見することのある要素を参考として、ご紹介したいと思います。
今回は「玄関ドア」編です。
目次
「玄関ドア」の不具合&チェックポイント!
「玄関ドア」は、外部空間と室内空間を結ぶ、重要な場所。
実際に、玄関ドアに関しては、様々な法規制(建築基準法・施行令・消防法など)による規制・基準が存在。まずは・・。
- 関連法規制に基ずく、様々な基準が満たされているかどうか
が最大のチェック要素となります。
(*基準内容は、沢山ありますので、ここでは省略。建築士(専門家)による確認が必要な要素となります)
「玄関ドア」のチェックポイント
「玄関ドア」に求められるている機能としては
- 開閉がスムーズに行えること。
- 防火設備としての機能を満たしていること。
- 防犯上の課題の有無
が主なる要素となります。
その上で、実際に目視等で確認するポイントが下記要素となります。
- ドアクローザーの施工状況
- ドアのゴムパッキンの施工状態
- 丁番などのビス施工状況
- 鍵・サムターンの作動状況
- 「のぞき穴」の設置位置・施工状態
- 玄関ドアの損傷有無
- ハンドル(レバー)の施工状態
- ラッチの施工状況
- ドアのオート閉鎖時のスピード
- 玄関ドアの歪みの有無
- 玄関ドア枠のシール施工状況
上記をすべて確認しています。
「玄関ドア」に関して、実際に不具合があった要素。
過去の「内覧会同行チェック」にて、実際に「玄関ドア」に関して、不具合を見つけることが出来た要素をいくつかご紹介しておきたいと思います。
ちなみに、不具合状況の大小はありますが、上記に掲げた要素のすべてにて、実際に「部具合」を発見したことがあります。
「ドアクローザー」の施工・調整不備
設置している「ドアクローザー」が既定の機能を有していない(故障)及び、適切な調整が行われていないといったケースは、わりと多く存在しています。
ドアクローザーの調節(主にスピード)は、簡単に行える要素ですので、当日に対応してくれるケースもあります。
ただ、ドアクローザーの故障(機能不具合)があった場合には、製品交換となるため、製品の取り寄せなどに時間を要することに。
ちなみに、「ドアクローザーの不調」は、内覧会時に指摘・是正依頼しておかないと、後々では、有償での対応となることが多いため要注意です。
防火性能の不備
住宅機能として重大の不具合のひとつとなるのが、「防火性能の不備」です。
「防火性能の不備」は、「ゴムパッキン施工状況」「ドアの歪」など総合的な判断による見極めが必要な要素に。建築士による診断が必要な要素となります。
この「防火性能の不備」に関して、後々では、居住者が不具合の存在に気が付くことは出来ないかと。
実際に、火災などが生じた時に、不具合の影響が露呈してしまうといった危険なパターンとなるものです。
ゆえに、「内覧会時」にしっかりとチェックして、不具合が見つかった時点で即是正依頼をしておく必要があります。
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