お風呂(浴室)リフォーム時に「給湯器」の交換も検討しましょう!

家の部分的なリフォームをする時には、「関連要素の修繕」も検討しておくことが望ましいものです。
結果として予算的にリフォーム対象としなくてもOKなもの。今回は「お風呂のリフォーム」に関連した修繕要素についてお話したいと思います。
目次
お風呂(浴室)リフォーム時に検討しておきたい要素!「給湯器」
何か、家の部分的なリフォームをしようと考えた時には、該当部分だけでなく、リフォーム対象に関連した要素の中に「修繕など」が必要なものはないかどうかを合わせて検討しておくことが重要です。
もちろん、予算がありますので、なるべく余分な修繕は控えたいと思う気持ちはわかりますが。
大抵、部分リフォームを行うと、その後、連鎖するかの如く、リフォーム部位に関連した要素が「故障したり」「不調になったり」することが本当に多いものなんてずよね。
不思議に思うかもしれませんが、そこには2つの理由が存在しているからなのです。
理由1:時期的に耐用年数を迎える要素が多々存在しているから。
住宅を構成している様々な要素(建材、住宅設備など)には、それぞれに耐用年数が存在しています。
耐用年数を過ぎれば、修繕・交換が必要不可欠となるもの。
特に、築後「10年」「15年」「20年」といった区切りにて、耐用年数を迎える住宅要素が多く存在しているのです。
で・・。
どこかの部位にて、故障・不具合が発生。部分的な修繕・リフォームが必要となった時には、大体「耐用年数を迎えている」ケースが多いもの。
そんな時には、同じく耐用年数を迎える要素が他にも多々存在することになるわけです。概ね同じ様な時期に耐用年数を迎える要素が多いので。
ですから、何か故障が生じて、修繕することになると、その後連鎖的に不具合・故障が表面化してくるパターンとなりやすいわけです。
理由2:部分的に「新製品」へ交換すると関連した要素に負荷が加わることがあるから。
もうひとつの理由がリフォーム・修繕によって「新製品」へ交換されることによる既存部分への影響(付加)が生じることがあることです。
「新製品」というと、全ての面において有能なアイテムと思いがちですが・・。実際はそうとは限らないんですよね。
それは
*古い要素(既存)に対する負荷を生じさせることがある
からなのです。
近年の新製品というと、間違いなく「高効率」「高機能」となっているのですが、何かと「IC制御」だとか、余分?な仕組みが存在しているんですね。
対して、既存の要素には、そのような新しい仕組みには対応していないものが多く存在しているわけです。
機能的には良くとも、それが古い要素に対しては「負荷」となってしまい、その負荷・刺激が古い要素(既存)を故障・不具合に導くきっかけとなることがあるのです。
ですから、リフォーム部位と直接的に関連している要素は、同時に修繕しておいた方が良い場合が少なくないのです。
お風呂(浴室)リフォームと直接的な関係性が高い要素が「給湯器」なのです。
ようやく、本題となりますが(笑)
お風呂(浴室)のリフォームをしたいと考えた時に、最も直接的な関わり合いが深い要素となるのが「給湯器」なのです。
現実的な耐用年数は、住んでいる地域環境(豪雪地域、塩害地域など)によってもも大きな差が生じますが。
「給湯器」に関しては、「約15年(10年~18年程度の間)」が平均的な耐用年数となっています。
お風呂のリフォームをしたいと考え始める時期も丁度、そのころなんですよね。
浴室をリフォームした時に、今までになかった「機能(乾燥機、追い炊き、循環機能、ミストサウナなど)」が追加されることがあるわけですが、それらの機能を追加する上で、「古い給湯器」では対応できないケースも存在しています。
そのようなケースでは、必然的に「給湯器の交換」もリフォーム要素に加える必要が生じて来ることに。
特別な浴室機能を追加しないときであっても、10年以上も経過すると給湯器の給湯能力がんなり低下しているケースがあります。
燃焼効率が低下していて、「ガス代」にも大きな差が生じることも。
*浴室リフォーム時には「給湯器の交換」も検討する
ということは、ぜひ、覚えておいていただければと思います。
リフォームに失敗しないための業者選別方法とは!?
”浴室リフォーム”を行った時に、後々後悔してしまった・・というケースも少なからず存在しているのが実状です。
その大半が、「施工が上手くなかった」「使用しはじめてから、不具合が生じた」といった施工レベルの問題が影響する場合が多いものです。
そう・・リフォームにおいて、とても重要な要素となるのが
●リフォーム業者選び
なのです。
こちらの記事:【要点】洗面所リフォームにて心がけておきたい5つのポイント!内にて、「リフォームに失敗しないための業者選別方法とは!?」に関して、記していますので、ご参照いただければと思います。
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