【要注意】5年経過したらエアコンのドレイン管の点検を!

エアコンのお手入れ

住宅設備として、必要不可欠なアイテムとなっている「エアコン」。そんなエアコンのお手入れをしていますか?

エアコンを設置してから、「5年以上」の月日が経過したときに、チェックしておきたいのが

*ドレイン管

です。

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5年経過したら点検しておきたいエアコンのドレイン管

エアコンの正式名称は「エアコンディショナー」です。主に「冷房用」として開発された住宅設備。

室内の”気温を下げる(熱の除去)”機能とともに”除湿”の機能を備えています。

エアコンは、室内空気を本体に取り込んだときに、空気内に含まれる水分(湿気)を取り去ります。(除湿)

その時、取り除かれた水分のことを「ドレイン水」と呼び、そのドレイン水を外部に排出するための配管が「ドレイン管」なのです。

ドレイン水には、要注意!?

”ドレイン水”は、室内の空気中から抽出(除湿)された水分ということから

*とっても綺麗な水

と思っている方が少なくないことに、びっくりしたことがありました。

基本的にお部屋の環境によって差がありますが。

*エアコンから排出されるドレイン水は雑菌が凝縮されており、観葉植物などの水やりにも不適切な水(汚染水)

なのです。

場合によっては、ドレイン管内は人の命にももかかわる細菌として知られる「レジオネラ菌」の繁殖の場となることも。

ドレイン水は、基本的に「汚い水」として認識しておいていただければと思います。

お手入れPOINT:ドレイン水経路の掃除

エアコンお手入れ

エアコンのお手入れ(お掃除)として、「フィルター掃除」をしている人は多いのではないかと思います。(少なくともフィルター掃除の必要性を理解している人は多いかと)

ただ、5年以上もエアコン使用しているのであれば、一度はチェックしておきたいのが

*ドレイン水経路のつまりの有無

です。

・エアコンから水が滴るようになった・・。

という場合は、すでにドレイン水経路がほこりなどで詰まってしまっている証拠。そんな実害が生じる前に、「 ドレイン水経路 」を一度はしっかりと掃除しておく必要があるのです。

ただ

「ドレイン水経路」って、エアコンの構造上、取り付けたままの状態では、手が入らない(掃除が困難)んですよね。

ちゃんと掃除するには、一度部分的に分解しなければいけなかったりするのです。

そうなると・・正直、自分自身でお手入れするのは、面倒と感じる方も少なくないかと。

でも、ドレイン水経路を一度はお手入れしておかないと、先ほどお話したような、有害な細菌がそこで繁殖してしまう可能性もあるわけですからね。(通常環境下では、可能性は低いものの、過去に実例がありますので。)

そこで、5年以上のエアコン使用をしているのであれば、一度は本格的に専門業者にエアコンお手入れを依頼することをおすすめいたします。

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お手入れPOINT:ドレイン管の劣化

もうひとつ、チェックしておきたいのが「ドレイン管の劣化の有無」です。

ドレイン管種類や環境にもよりますが、ドレイン管が直射日光(紫外線)にさらされることで、劣化することが多々あります。

ドレイン管が紫外線で耐久性を失い「ボロボロ」となってしまうんですね。

ドレイン管から水漏れしたり、ドレイン管が途中から切断されてしまうことがあるのです。

実は、ドレイン水って、思いのほか多くの量が排出されることがあることをご存知ですか?

お部屋の湿気量に比例するのですが

*たった一時間で「バケツ1杯分のドレイン水」がたまる

ことも珍しくありません。

それほどの水が出るのに、ドレイン管が破損して、水漏れを生じると結構大変なことになってしまうことがあります。(内壁の修理など)

そうならないように、「ドレイン管の劣化状態」を一度はきっちり確認しておきましょう。

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