病院・クリニックの待合室の課題!除菌・脱臭※建築士が語る

施設の管理方法

クリニックの待合室

一級建築士として、「病院・クリニックの設計」を通じて知り得たこと、感じたことを語ってみたいと思います。

今回は、「小規模医院・クリニックの待合室の除菌・消臭」の問題を取り上げたいと思います。

小規模医院・クリニック【待合室】の除菌・消臭対策とは!?

除菌・消臭

小規模医院・クリニックの設計にて、「プランニング」「デザイン」などは多くの方が気にするPOINTとなっていますが・・。

実は、機能的に最も重要な要素(課題)のひとつとなるのが、「換気計画」なんです。

一般的な施設の場合、「気流・換気ルート」に関して、あまり”こだわる”ことは少ないものですが。

医院・クリニックにおいては

*室内・各部屋間の空気がどのように流れるか

を意識した、プランニング&設備計画(換気計画)が必要となるのです。

きちんと、各部屋の用途に合わせて、計画的に”気流・換気ルート”を作り上げる必要があるんですね。

と・・いうのも

基本的に、医院・クリニックには、様々な疾病を抱えた患者さんが多数訪れる空間となります。

必然的に、様々な「ウィルス・細菌」などが医院・クリニックに持ち込まれることに。

医院・クリニックに病気を治しに来たのに・・別の疾病にかかってしまった・・なんてことがあっては、本末転倒な出来事となってしまいますよね。

ゆえに、他施設と比較して、医院・クリニックでは

*ウィルス・細菌の除菌

を徹底して行う必要があるのです。

特に、多数の患者さんが集う、【待合室】の除菌・消臭対策は、空間プランニングを含めて、総合的に行う必要がある空間(部屋)なのです。

「空気清浄機」から「プラズマオゾン」へ

オゾン発生器

医院・クリニックの待合室の除菌・消臭対策の主役となっていたのが

*空気清浄機

でした。

空気清浄機に、様々な機能性が付加され、除菌性能がUPした商品などが登場したことによって、医院・クリニックの待合室の大半に空気清浄機が設置されるようになりました。

ただ

もともと”空気清浄機”というのは、「空気中の浮遊物質(臭い物質やほこり粒子など)」を機器内に吸い込み浄化するというもの。

*空気の清浄化

を目的とした機器となります。

ウィルス・細菌に対する除菌効果が付加されたとはいえ、その機能性には、やはり限界があったんですね。

というのも

空気清浄機にて、除菌・消臭できるのは

*空気中に浮遊しているウィルス・細菌&臭いのみ

だからです。

医院・クリニックの待合室では、「待合用のイス・ソファー」「壁・天井・床」「カーテンなどのファブリック」などに、多くのウィルス・細菌・臭いが付着しているもの。

それらは、空気清浄機では、対処することができないからです。

そこで、近年、医院・クリニックの待合室の除菌・消臭対策の主役となってきているのが

*プラズマオゾン発生器

なのです。

利用拡大しているブラズマオゾン発生器

オースリープレミアム

こちらのプラズマオゾン発生器「オースリープレミアム(O3 PREMIUM)」は、その高い除菌機能&消臭機能・・・そして、安全性がかわれて、全国の救急車500台以上に搭載されたことにて、一躍有名となりました。

現在、東京都においては、「救急車への設置率が100%」となったそうです。

そんな実績を背景に

*「駅構内」「公共施設のトイレ」「医院・クリニック」

などの除菌・消臭対策の主役となりました。

実際、私も医院・クリニック設計の中で、プラズマオゾン発生器の設置をおすすめする形で、空間・環境設計を行なっています。

「オゾン発生器」と「プラズマオゾン発生器」の違いとは!?

先にお話したように、「空気清浄機」はあくまでも、通常運転にて、空気の浄化をはかるもの。

ゆえに、医院・クリニックでは、定期的に本格的な「除菌・消臭」を行う必要があります。

その時に、活用されるのが

*オゾン発生器

と呼ばれるものです。

「オゾン」は、普通に自然界に存在する要素。適切な密度・量を守れば、「化学薬品」などとは異なり、安全かつ、本格的な除菌・消臭が行える要素です。

介護施設の「消臭・除菌」対策!費用対効果が高い「オゾン発生器」

”オゾン発生器”の詳細は上記記事にて記していますので、ご参照いただければと思います。

ただ

”オゾン発生器”は原則、「人が居ない状態の部屋・空間にて使用するアイテム」となります。

使用の仕方を間違えてしまうなど、何かトラブルがあったときでも、人体に悪影響を生じないようにとの配慮にて、「人が在籍していない部屋」で使用することが基本となっているのです。

ゆえに、除菌・消臭効果は高くとも、医院・クリニックの待合室にて、常時、”オゾン発生器”を使用し続ける・・というわけにはいかなかったんですね。

そんな、”オゾン”の利点(本格的な除菌力・消臭力)を活かしつつ、人が在籍している環境下で使用出来るものとして、開発されたのが

ブラズマオゾン発生器

なのです。

介護施設・自宅介護への活用も!

現在、プラズマオゾン発生器オースリープレミアムの価格は「約20万円」となっています。

性能の良いオゾン発生器と同程度の価格帯となっています。

そういう意味で、価格的には、少々一般家庭で使用するのには、躊躇してしもう方も少なくないものと思われますが・・。

*感染症のリスク
*合併症のリスク

などを考えた時に、自宅介護している方にとっては、命の危険を大いに減らしてくれるアイテムとなるもの。

オゾン発生器とは異なり、介護される方&介護者がいる状況下にて、手軽に継続使用できることは、大きな魅力となりそうです。

しかも、”プラズマオゾン”は、なんと、「スギ花粉」などを不活性化(破壊)する作用があるとのこと。

空気清浄機では、取り除ききれない花粉にも、大きな効果があるのは、激しい花粉症に悩まされている方にとっても、魅力的なアイテムとなるのではと感じています。

併せて読みたい「除菌・消臭」関連情報

  1. 介護施設の「消臭・除菌」対策!費用対効果が高い「オゾン発生器」
  2. 賃貸住宅経営・民泊などに必須な部屋の「臭い&除菌」対策とは!