日本の住宅に適した”ベッド配置”とは?!寝室の効果的なレイアウト。
現代、日本においては、新築住宅の大半が”建売(マンション・戸建て住宅)住宅”となっています。
ゆえに、「住宅の間取り」や「部屋の広さ」なども、概ねパターン化されているのが現状。”LDK(リビング・ダイニング・キッチン)”だけは、可能な限り、広めの空間を目指していますが、その他の居室(寝室など)は、6畳にも満たない部屋も珍しくは無く、概ね狭めの空間となっているものです。
でも、それが欧米とは異なる、日本の住宅の特徴なんですよね。
部屋は、広ければ良いというものではなく、何事にもメリットがあれば、デメリットがあるもの。広い部屋にもデメリットは存在。逆に”狭い部屋”だからこそのメリットも存在しているものです。
ここでは、そんな居室のひとつ『寝室』に関する話をしてみたいと思います。
目次
- 1 狭めの寝室空間を効率的に活用するための”寝具(ベッド・マットレス)配置”
- 2 日本の住宅環境に、”ベッド”は適しているのでしょうか?
狭めの寝室空間を効率的に活用するための”寝具(ベッド・マットレス)配置”
”寝室のインテリア・レイアウト”を考える上で、まず一番最初に、考慮すべき要素となるのが『寝具配置(ベッド、マットレス)』となります。
”寝具(ベッド、敷布団、マットレス)”が寝室空間において、最も面積を占有する要素となるからなんですね。
ゆえに、出来れば、”最適な寝具配置(ベッドなど)”を決めてから、その他要素(子供部屋なら勉強机。寝室ならドレッサーなど)のレイアウト(サイズなどを含めて)を検討するように心がけていただければと思います。
また、”寝具レイアウト”という要素は、「寝室を効率的に活用する」という以外に、「健康維持」にとって、とても大切な要素となります。
近年、”安眠””上質な睡眠”を得ることは、免疫機能を高める上で、重要な要素として、さらなる注目を受ける状況に。寝具レイアウトは、”睡眠”に大きな影響を与える要素となんですね。
そこで、寝具レイアウト(ベッド配置の検討)を行う上、重視しておくべき5つの要素をご紹介したいと思います。
ここで、ご紹介する要素は、建築士として、住宅設計(寝室設計)をする時に、念頭にしている要素ともなるもの。
とはいえ、寝室の「広さ(面積)」「形」「方位(向き)」「位置(北側or南側など)」は、当然のことながら、住宅ごとに異なるものですからね。実際には、すべての要素を満たすことは、出来ないものです。
優先順位の高いと思われる要素から、順にご紹介いたしますので、ひとつでも多くの要素を満たすことが出来る”寝具配置(ベッド配置)”を検討してみていただければと思います。
1.給気口位置とベッド配置の関係
2.給湯設備機器(エネファームなど)と寝室の位置関係
3.マットレスの長手方向と壁との関係
4.マットレス向きと方位との関係
5.寝室の扉とベッド位置の関係
”給気口”付近(下部)が枕位置とならないベッドレイアウトを!
近年、マンションも戸建て住宅においても、「24時間換気システムの設置」が義務付けられています。
そんな24時間換気システムの1要素として、すべての居室に”給気口(自然給気口もしくは、機械式給気口)”が設けられています。
タワーマンションなどでは、給気ファンを使用した機械給気口が”天井”に設けられていることがありますが、多くの住宅では、”壁”に給気口(上記写真以外にも、給気口デザインはいろいろあります。)が設置されています。
ここで、問題となるのが、給気口から直接流入してくる「空気(暖気・冷気)」「音」という要素なんですね。
給気口の直下周辺にて、夏場は、「湿度の高い、暑い空気」が。冬は「乾燥した冷たい空気」が流入してくることを感じるものです。
給気口の直下周辺に枕位置となるようなベッド配置としてしまうと、この暖気・冷気の流入による影響で、眠りが阻害されやすくなってしまうんですね。
また、給気口は、単純に外壁に穴が開いているだけの状態(フィルターは設置されていますが)。外部の音が思いの外、しっかりと寝室内部に伝わってくることがあるのです。
そんな”外部の環境音”の影響で睡眠が妨げられることも。「給気口位置と枕位置との関係」は、最も重視しておきたいポイントとなります。
エネファームなどの給湯設備機器に隣接している部屋を寝室としないように心がける。
これは、「寝室内のレイアウト」ではなく、「どの部屋を寝室とするか?」という要素となりますが・・。
近年、マンションにおいては、”エネファーム(商品名)”と呼ばれる給湯設備機器が設置されている住宅が多くなってきています。
エネファームとは「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」の愛称。ガスから水素を取り出し、その水素で燃料電池が発電を行い、同時に排熱を利用して給湯も行うという仕組みを有する住宅設備機器です。
エネファームが登場したころから、個人的には、少々気にかかっていた要素なのですが、最近(2018年1月)になって、消費者庁が統括している消費者安全調査委員会から、「家庭用ガス発電システム(エネファームなど)の低周波騒音による健康被害に関する報告書」が発表されました。
その内容としては、「家庭用ガス発電システムの低周波騒音による健康被害について、その関連性は否定できない」との内容となっています。
そう・・エネファームなどが運転する時に発生している”低周波音”が不眠や頭痛などを引き起こしている可能性があるということなんですね。
私は、住宅環境において、「低周波音」と「電磁波」は、特に”寝室”に対して、影響を与える要素と考えています。
簡単に言うと、”寝室”は、低周波音や電磁波の少ない環境とすべきということ。
そういう意味で、エネファームなどに隣接している部屋は、寝室とはしないということも、重視すべき要素となります。
ベッドの長手方向と壁との間には、適切な空間を確保する。
狭い寝室だと・・少しでも、部屋を広く活用したいと考えるからなのでしょうか、わりと「ベッドを壁に接する形で配置している」人が少なくないように思います。
しかし、結論から言いますと
*ベッドの長手方向と壁との間には、適切な空間を確保した配置とする。
ことが、重要なポイントとなります。
その理由となるのが下記要素。
- 寝返りがしにくくなり、結果として、睡眠阻害を生じやすい。
- ベッド下部の埃が溜まりやすく、カビ・菌類の増加に繋がりやすい。
旅行などに行くとわかるかと思いますが、基本的に、ホテルや旅館など宿泊施設にて、寝具(ベッド、敷布団)は、壁面から適切な距離を取ってレイアウトされているものです。
これは、宿泊施設を設計する上でも、考慮すべき大切な要素のひとつなんですね。
ベッドのすぐ横に壁があると、人は無意識に”壁の圧迫感”を感じることが知られています。これは、睡眠時にも、感じられる要素となるもの。壁側に対して、無意識にて上手く寝返りが出来なくなるのです。
快適な睡眠を得られるようにするためには、寝具(ベッド、敷布団の長手方向側)と壁との間には適切な空間を設けるようにしたいもの。少なくとも寝具と壁との間を「30cm程度(理想は、50cm程度)」は確保するようにしていただければと思います。
そうすることによって、必然的に日常の掃除も手軽にしやすくなることから、”カビ・菌の繁殖状況”にも大きな差が出ることとなりますので。
※土足文化ではない日本の住宅環境では、”ベッド不使用”の方が効率的&安全性が高いということを知っていますか?
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●フローリングに直置き利用できる機能性マットレスとは!?
なるべく”南北方向”に近い向きに寝具(長手方向)を配置する。
これは、風水方位学要素とも関連しますが、寝具(ベッド、敷布団)の長手方向をなるべく、”南北方向”に近い配置とすることがおすすめです。
地球には、”磁場”が存在。南北方向に磁力線が流れています。
そんな磁力の流れ方向に対して、直角方向に寝ていると、体内(脳内)にて、電気信号が発生(あくまでも微弱なものですが)したりするもの。
微弱な要素ですので、通常はほとんど影響を感じることはありませんが、電磁波などを敏感に感知しやすい人にとっては、そんな微弱な作用が深い眠りを阻害してしまうこともあるものなんですね。
そのような影響を少しでも少なくするためには、地場の流れと同じ方向に体を向けて寝る(南北方向に体を向けて寝る)ことがおすすめとなるのです。
現代風水においては、『北枕が好ましい』と考えられるようになってきていますが、これも、地球磁場の影響を少しでも受けないようにするための自然な考え方だと理解しています。
寝室扉の正面位置を避けたベッド配置とする。
これも、風水と関連のある要素となりますが、良質な睡眠を得やすくするためには、寝室扉の正面を避けたベッド配置(扉を開けたときに、廊下側からベッドが直接見えないような位置)とすることが望ましいものとなります。
風水的には、「廊下側からの人の気(気配)に晒されにくい場所を寝具位置とする」ことが望まれています。
住宅環境的に言うと、「扉位置から侵入してくる空気の流れが直接、当たらない位置にベッドを配置しておくこと」が安眠を得る上で好ましい要素となるからなんですね。
睡眠阻害要素(廊下からの空気の流れ)を少しでも減らしておくための一要素となるのです。
良質な「睡眠」を得ることが「免疫力」を高めることに!
ここまで「ベッド配置のポイント」をいろいろとご紹介させていただきましたが・・。
”ベッド配置を工夫する”のは手段であって、その目的となるのが
*良質な睡眠を得られるようにする
ことです。
さらに、その先の目的となるのが
*良質な睡眠を得ることで「免疫力をアップ」。病気になりにくい、健康的な身体を維持すること
となります。これが最終的な目的であり、目指したい要素となります。
「なんとなく体調がすぐれない」
「すぐに疲れてしまう」
といった状態も”免疫力をアップする”ことで、解消されることも。「免疫機能を活性化する」ために「好ましい寝室環境(良質な睡眠)」を整えることが大切なんですね。
しかし、中には良質な睡眠をとっているのにも関わらず、「風邪をひきやすい」など何かと免疫力の低さによる身体症状が現れやすいという方もいるものです。
もしかしたら、そんな”免疫力低下症状”を感じている方の中には
*糖鎖栄養素不足
となっているのかもしれません。
「糖鎖栄養素とは」、免疫機能を司る(コントロール)細胞間の情報伝達に欠かすことのできない栄養素(成分)です。
糖鎖栄養素には”8種類以上”の成分が存在しているのですが、その中で「食べ物から摂取できるのは、ほんの一部」とのこと。
大半が「体内で生成される」栄養素となっています。
しかし、この糖鎖栄養素を体内で上手く作れていない人が少なくないとのことで、そんな方は「糖鎖栄養素不足」となってしまうことに。
糖鎖栄養素不足で”免疫力低下”となっているようなら、糖鎖栄養素をサプリにて摂取することで、免疫機能の向上が期待できるかもしれません。
ただ、糖鎖栄養素サプリは、主原料に「高級なツバメの巣(アナツバメ)」を使用していることから、とても高価なのが・・難点なんですよね。
かといって、安価な糖鎖栄養素サプリは、名ばかりのもので、必要な糖鎖栄養素が十分に使用されていなかったりしますので、それだ意味がないもの。
例えば、上質で十分な栄養素量が含まれている有名なサプリに
という商品があるのですが、一瓶で「3万円以上」のお値段に・・。
ただ、近年様々な医療機関にて代替療法(原因不明の体の不調に悩んでいる方へ)として活用されているとのことで、この価格でも結構需要はあるようです。
最新アイテムとして、「価格の課題」が大きく改善された糖鎖栄養素サプリも登場しているようで、それが
というサプリ。糖鎖栄養素を抽出する原材料を工夫することで、「約1万円」の価格を実現できたとのことです。
今後、「免疫機能と糖鎖栄養素」の関係が注目されていくのではと感じています。
日本の住宅環境に、”ベッド”は適しているのでしょうか?
引越しをする時、特に深く考えることなく、用意しなければいけない家具考えてしまいやすい”ベッド”ですが・・・。本当に日本の住宅環境にて、ベッドは必要なのでしょうか?!
結論を言えば、私は建築士として、日本の住宅においては、”ベッドを使用しない寝具環境(マットレス敷き、敷布団利用)の方が適している”ものと考えています。
欧米の生活様式にて創出された”ベッドの役割”とは?!
まず、あらためて、思い起こしていただけきたいのが、『ベッドの役割(機能性)』についてです。
基本的に、ベッドは欧米諸国の生活様式として育まれてきた家具です。
欧米諸国の主流な生活様式として、根幹要素となるのが『靴の文化』。”靴を履いたまま、室内で生活をする”ことが主流となっているんですね。
家の床は、土足で歩き回るべき部位となっているわけです。
そんな”床”に対して、「衛生的な側面」「害虫などへの対策」として、床面から離れた高い位置を寝床とする”ベッド”が誕生しました。これが、ベッドの本質的な役割でもあるんですね。
対して、日本はというと、”室内は靴を履かずに生活する空間”となっています。住宅内には靴を脱いでから、入る・・・そんな生活様式が主流となっているのです。
ゆえに、日本の生活様式においては、そもそも”ベッドの役割は不要(ベッドはあまり機能しない)”と言えるのです。
”ベッドのデメリット”も存在していることを忘れずに。
日本においては、あまり、話題となることも少なく、意識している方は少ないものと思われますが・・。”ベッドのデメリット(危険性)”が存在していることは、ぜひ、認識しておきたい要素のひとつです。
欧米諸国では、日常的な問題として。日本では、主に”病院””介護”の場面にておいて、意識される要素となっているのが、『ベッドからの落下による死傷事故』です。
まさか・・・と思うかもしれませんが、欧米諸国においては、毎年一定割合で、「ベッドからの転落による死亡事故」が発生しています。
日本において、”死亡事故”に至るケースは、欧米諸国と比較すると少ない状況ではありますが、骨折などのケガを負う事故は、一定割合で存在しているのが実情です。
主には、「小さな子供」「高齢者」が対象となっていますが、「成人」の転落事故(ケガ)も存在しているもの。
日本においては、”ベッド本来の役割(機能)は不要”な状況である上に、”ベッド利用のリスク”が存在しているわけです。日本の住宅環境では、ベッド利用は適していないと言えるのです。
”畳床”から”フローリング床”への変化への対応。「クッション性」と「断熱性」が重要に!
日本の住宅環境においては、”ベッド利用”よりも”床敷き寝具利用”のほうが、メリットがあります。
- 子どもの成長に合わせた、寝具買い替えが容易。
- 寝具を端に避けることで、寝室(主に子供部屋)が広く利用できる。
- 引越し時が少しでも軽微になる。(余分な家具(ベッド)が無いため)
- 寝具(ベット)からの落下による危険(傷害)が少ない。
”子供用のベッドなど”を使用していると、子供の成長に合わせて、「ベッドの買い替え」が必要となってしまいます。家具をあらためて購入することになるのは、いろいろと負担となるものですよね。
”床敷き寝具”を活用していれば、子供の成長に合わせた対応がしやすくなります。
また、”ベッド”を設置すると、簡単に移動することは出来ないものですが、”床敷き寝具”であれば、敷布団を折りたたんだり、マットレスを壁に立てかけたりすることで、室内空間を広く活用することが可能に。
特に”子供部屋”に関しては、そのような需要も多いもの。”床敷き寝具”のほうが、効率的なのです。
ただし、ひとつ注意しなければいけないポイントが!
それは、現代の日本の住宅において、寝室の床の大半が”フローリング床”となっていることです。
昔は、寝室の床と言えば「畳」もしくは「絨毯」が使われていました。
それが近年では、リビングなどと同様に「フローリング」が使われるケースが多いもの。今のマンションや建売住宅では、ほぼ寝室はフローリング仕様となっています。
そこで問題となるのが、最もベーシックな”床敷き寝具”となる「一般的な敷布団」では、フローリング床に対して、不適切な寝具となるということなんですね。
一般的な敷布団では、フローリング床に対して、「弾力性」と「断熱性」に欠けてしまうのです。
1)フローリングの硬さを補う、「弾力性(クッション性)」が必要に!
”フローリング床”は、特に”畳床”との比較において、弾力性に欠けます(硬い)。
”ベーシックな敷布団”では、寝姿勢となったときに、床の硬さが背中に伝わってしまい、睡眠を阻害してしまうだけでなく、背中の痛みなどを感じてしまいやすいんですね。
また、柔らかめの敷布団を使用したとしても、今度は、「床付き感(背中・臀部などがフローリング床に接したような感覚)」を感じてしまうことに。この状況も、安眠阻害となるとともに、体の痛みを感じさせる要因となってしまいます。
2)フローリング床から”冷え(冷気)”が伝わらないための「断熱性」が重要に。
もうひとつ”畳床”と比較した時の機能性の大きな違いとなるのが「断熱性」という要素です。”畳床”は断熱性が高く、床下からの冷えを遮断してくれるのですが、”フローリング床”は、畳床と比較すると、断熱性が低いのです。
もっと簡単に言うと、”畳”は冷たくなりにくいのですが、”フローリング”は冬場、案外冷たくなりやすいものなんですね。
ゆえに、フローリング床の冷たさを遮断する必要が生じて来るのです。
一般的な敷布団では、フローリング床の冷たさを遮断する力(断熱性)に劣ることに。
フローリング床に直接敷いて活用するのに適した寝具(マットレス・敷布団)とは?!
フローリング床に直接敷いて使用する寝具に必須な機能性となるのが
- 弾力性(反発力)
- 断熱性
の2つの機能性要素です。
それらの機能性を満たしつつ、「フローリングの硬さが伝わらない」ようにするための具体的な要素として、おすすめしたいのが
- 厚みが「7cm以上」あること。
- 高反発ウレタンフォーム仕様であること。
の2要素となります。
フローリング床に対して「床付き感を無くす」こと、及び「冷えを伝えにくくする」ことを考えると、出来れば『10cm以上の厚み』を有している『高反発ウレタンフォーム仕様』の機能性敷布団&マットレスがおすすめとなります。
”ウレタンフォーム素材”は、現在、敷布団・マットレスに使用されている素材の中では、最も断熱性に長けた素材となります。
中でも、”弾力性””反発力””床付き感が生じにくい”ことを考えた時に、”高反発ウレタンフォーム素材”が最適な仕様と考えられるのです。
フローリング床の寝室に最適な機能性マットレス「モットン」
現時点で、私が住宅環境を考えた上で、”フローリング床の寝室”に最適な寝具と考えているのが、こちらの高反発機能性マットレス「モットン」です。
- 特殊高反発ウレタンフォーム素材で作られていること。
- 厚みが「10cm」あること。
- 誰にとっても、同じく使いやすい、シンプルなフォルムデザインであること。
上記要素を有していることが現代のフローリング床仕様の寝室にて使用する最適な寝具(機能性寝具)となる理由です。
こちらの”モットン”は、機能性寝具と呼ばれるもので、「マットレスと敷布団の特徴・機能性」を兼ね備えているもの。モットンにシーツ(敷きパット)を敷くだけで、使用できる寝具となっています。
- シングル
- セミダブル
- ダブル
の3サイズが揃っているだけでなく、”モットン”ならではの嬉しい特徴となるのが
- 柔らかめ(100N)
- 普通(140N)
- 硬め(170N)
といった3種類の硬さ(*ニュートンNは、硬さを表す単位です。)が揃っているということ。これは、他の機能性寝具には、無い大きな魅力となっています。
人によって、”寝具の硬さ感”には、好みの違いが存在していますからね。柔らかめのクッション性を感じる方が寝やすい人もいますし、逆に硬めのしっかり感を感じるマットレスの方が、腰や背中の痛みなどを感じなくて、楽という方もいるもの。
自分好みの”硬さ”が選べるというのは、とても重要な要素です。
ちなみに、「硬さがどれが合うのかわからない・・」といった状況でも心配はありません。
まず、単純に寝具としては異例の「90日間の返金保証」が付いています。使用してみたけど、合わないと思ったら、返金に応じてくれるということ。
さらに、90日の返金保証期間中であれば、送料のみ負担することで、「硬さのチェンジ」が可能となっています。
さらなる、”モットン”の機能性や仕様などの詳細を知りたい方は、こちらのモットン公式HPをご参照いただければと思います。
高反発ウレタンフォーム仕様の寝具(マットレス)を使用する上での注意点。
モットンに限らず、ウレタンフォーム仕様(高反発ウレタンフォーム)の寝具(マットレス・敷布団)を使用する上で、ひとつだけ注意点があります。
という要素です。
冬の寒さ対策において、”高反発ウレタンフォーム仕様の寝具”は、「断熱性」を発揮。床からの”冷たさ”を遮断してくれるわけですが。
反面、”夏の暑さに対して、この「高い断熱性能」が「湿気を籠らせてしまう」という画題を生じさせてしまうのです。
それゆえに、何週間も寝具を置きっぱなし(マットレスを敷きっぱなし)にしていると、マットレスの裏側(マットレスと床との接地面)に”カビが生じてしまう”こととなりやすいんですね。
それゆえに、時折(数週間に一回程度は)マットレスを壁などに立てかけて、陰干するように心がけていただければと思います。
また、フローリング床に直敷き利用する上では、『マットレス専用の除湿シート』といった商品がありますので、それをマットレスの下に敷いておくと、カビ発生を軽減させることが出来ますので、高反発ウレタンフォーム仕様のマットレス使用時には、併せて、除湿シートを活用が必須となるものと考えていただければと思います。
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