ホームセキュリティー(防犯)はスマホ登場で魅力&実用性がUP!
建築士の仕事を通じて、実感しているのが「ホームセキュリティー」の広まりです。
私も昔は、正直・・「ホームセキュリティーは、何か特別なもの」といった印象を持っていたんですよね。あまり、一般家庭にとっては、実用性の低い(費用対効果の低い)アイテムと思っていました。
目次
ホームセキュリティーに変化(魅力)を与えたのが、”スマホ”の利用拡大です。
現在、分譲マンションに関して言うと、「ホームセキュリティーシステム」が完備されている物件が大半となっています。「セコム」もしくは「ALSOK」のいずれかの防犯システムがか概ね、設置されているんですよね。
もちろん、ホームセキュリティー未設置の状態で販売されている分譲マンションもありますが、かなりマイオリティーな存在に。
それでも、そんなマンションにおいて、ホームセキュリティーシステムを後から設置できるような対応はなされています。
それほど、セコムやALSOKの防犯システムが一般家庭において、身近な住宅設備機器となってきているわけですね。
このように防犯システムが身近な存在となってきた、一番の大きな要因が
●スマホ利用者の拡大&スマホアプリの多様化
です。
スマホの登場、そしてスマホアプリの開発とともに利便性・多機能性が向上したことが、ホームセキュリティーシステムの利便性&実用性を高めることに繋がったものと考えています。
一般家庭の”防犯システム”の実用性が大幅にUP!
昔は、マンションや戸建て住宅を設計する上で、「ホームセキュリティー」はあくまでも特別な住宅機器という位置づけ。最初から設計に考量することは、ほとんどありませんでした。
というのも、当時の防犯システムは、どう考えても一般家庭を対象とした場合、実用性が低かったからなんですね。実用性が低いということは、必然的に「費用対効果も悪い」ものとなっていたのです。
しかし、先ほどお話したように、「スマホ利用者の拡大&多機能性の向上」によって、一般家庭(マンション、戸建て住宅)にて、ホームセキュリティーシステムの実用性が大幅に向上することとなりました。
”スマホ”の登場によって、住宅機能において、最も影響を受けたのが「防犯システム」なんですね。
具体的に、”スマホ”によって、どんな実用性が高まったのかというと。それが
- 「通知」機能
- 「確認」機能
なのです。
もともと、「防犯」に関して言うと、「不審者の宅内侵入」に対して、「警備会社への通知」が行われる仕組みとなっています。
これは、もちろん現在でも重要な機能のひとつではありますが・・。以前は、ただ、それたけのこと。
居住者は、警備会社から連絡をもらうことによって、「不審者侵入」の事実を知ることができるわけです。でも、ここには状況によりますが、「大きなタイムラグ(時間差)」が生じることも。
と感じることも少なくなかったと思うんですよね。
そんな”通知機能”がスマホ利用が広まったことで、拡充。「不審者の侵入」に対して、「警備会社」への通知とともに「居住者」へも同時に通知されるようになりました。
さらに、利便性をもたらしたのが『確認機能』が加わったこと。
●ホームセキュリティーをONにしてきたかしら・・。
と外出してから、気になることも多々あるものですが、そんな時に、外出先から気軽に”スマホ”を通じて、確認ができるようになっているのです。
防犯システムにおいて、「安心感」をもたらすということも、大切な要素のひとつ。しっかりとシステムが作動していることが手軽に確認できることが実用性の高さに繋がっているのです。
今のホームセキュリティーの魅力的を担う”4つの機能”。
先ほど、お話した「防犯(不審者の侵入に対する通知)機能」は、ホームセキュリティーの最もベーシックな機能となっています。
しかし、今のホームセキュリティーが多くの方に活用されるようになってきているのは、ベーシックな「防犯機能」以外の機能性が加わっているからなんですね。それが防犯通知機能を含めた下記4つの機能です。
- 侵入感知機能(不審者の侵入感知&通知)
- 非常通報機能
- 火災感知機能
- 施錠センサー機能(ALSOKのみ)
「侵入感知・通知機能」がスマホ利用の広まりとともに、実用的な機能となったように、他の「非常通知機能」「火災通知機能」「施錠センサー機能」もスマホがあるからこそ、さらに利便来のあるものへと進化してきたと言えるものです。
「非常通知機能」は、家にいる家族が”急病”などを発症したときなどに大活躍するもの。
外出中の家族に”通知”されるほか、警備会社に通知されますので、家族よりもいち早くかけつけてくれますので、対応が後手後手とならずに済むんですよね。
今、ホームセキュリティーを求める方の多くが、「侵入感知・通知機能」に加えて「非常通知機能」に魅力を感じているようです。
「火災通知機能」もスマホ利用が進んだことにより、居住者本人に火災感知と同時に”通知”が届くようになりました。火災通知機能も、実用性が高まったわけです。
ALSOKのみが有する”施錠センサー機能”とは?!
現在、私が建築士の仕事を通じて、ご相談を受けたときに、おすすめしているホームセキュリティーが「ALSOKのホームセキュリティー Basic」です。
いまなら住宅設計するときには、ALSOKのホームセキュリティーを最初から設計に加味しておきます。(もちろん、依頼主さんが、”セコムがいい”と言えば、もちろんそうしますけどね。(笑))
というのも、ALSOKのみが有している機能性があるからなんですね。
それが、『施錠センサー機能』なのです。
宅内侵入(窃盗など)ルートとして最も大きな要素となっているが何かご存じですか?
実は、「鍵のかけ忘れ」が最も大きな要因となっているのです。意外に思う方も多いのかもしれませんが、鍵のかけ忘れって、実際、結構多いものなんですよね。
「玄関」はもちろんのこと、見過ごせないのが「窓の施錠忘れ」なんです。
玄関の鍵は、日々出入りしますので、鍵のかけ忘れに気が付きやすいのですが・・。「窓の鍵(クレセント)」の締め忘れは、案外、長い時間気が付かないまま放置されているケースがあるのです。
普段、頻繁に開け閉めしない窓だと、尚更気が付かないというわけ。
そんな”窓の鍵が閉まっているかどうか”を外出先からスマホを利用して確認できるのがALSOKのホームセキュリティー Basicに備わっている「施錠センサー機能」なのです。
”鍵をかけたかどうか・・・不安になることが良くある”
という方にとっては、とっても実用的な機能となります。
戸建住宅(建売住宅)の場合、ホームセキュリティーが付いていないケースが多いので、そんなお宅であれば、ホームセキュリティーを一度、検討だけでもしてみてはいかがでしょう?
こちらのALSOKの公式HP内から、無料で資料ダウンロード(請求)できますので、とりあえず、資料だけでも入手しておくといいかと思います。
以前と比較して、利用者が多くなったことから、「導入費用」もかなり安くなったんですよね。
現在、「初期費用0円で毎月の利用料のみ」のプランなども好評です。
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