建売住宅のホームインスペクション!費用と実施タイミング

建売住宅のホームインスペクション!費用と実施タイミング

近年、建売住宅を購入した人の半数程度の人がホームインスペクション・サービスを活用しています。ここでは、そんなホームインスペクションの「費用」と「実施タイミング」に関してお話しさせていただきます。

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建売住宅のホームインスペクション!費用(料金目安)

建売住宅のホームインスペクション!費用(目安)

ホームインスペクションは、住宅を購入する前及び引き渡し前に専門家(建築士など)が建物の完成状態を調査(検査)。潜在的な問題や欠陥(施行不良など)を発見するためのプロセスです。

建売住宅のホームインスペクションの場合は、建売住宅の購入後(建売契約)に実施される内覧会時にインスペクター(建築士など)が現地同行の上、調査(検査)が行われることから別名「内覧会同行検査(調査)」と呼ばれています。

費用(料金目安い)はどのくらい?

ホームインスペクションの費用は、地域や建物の規模・構造、調査内容によって異なります。「新築建売住宅」の場合(内覧会同行検査)は原則「目視検査」で行われるもので

一般的に5万円から10万円程度(の範囲内)が相場

となっています。

主に住宅の床面積に応じて費用が段階的に変化。また、依頼者の要望によって詳細な調査や特定の専門家による検査を追加する場合(別途検査項目)は、費用が大幅に増加することもあります。

※当方(BAUMPLANNING一級建築士事務所)が実施している新築建売住宅のインスペクション(内覧会同行検査)の費用はこちらの記事をご参照ください。

インスペクター(建築士など)に費用を確認する時の準備要素!?

実際には、ホームインスペクションの費用はホームインスペクション業者(企業)&インスペクター(建築士など)に問い合わせをして確認する必要があります。その時、「費用」は複数の要素から算出されることとなりますので、最低限、下記の情報を事前に調べた上で相手(業者・インスペクター)に伝えるようにしましょう。

●購入予定の建売住宅の「住所」

●建売住宅の「延べ床面積」

●建売住宅の構造「木造」「鉄骨造」など

●内覧会予定日

また「費用」を聞くときには「総額でいくらとなるか?(交通費などの別途料金の有無など)」を確認するようにしていただければと思います。

建売住宅のホームインスペクション!実施タイミング

建売住宅のホームインスペクション!実施タイミング

ホームインスペクションを実施するタイミングは「新築住宅or中古住宅」「購入前or購入後」「注文住宅or建売住宅」などの違いによって変化します。

新築建売住宅のホームインスペクション(内覧会同行検査)の場合は

建物引き渡し前に設定される「内覧会」にインスペクターが同行する形で調査(検査)

が実施されます。

指摘事項の伝達は依頼者(住宅購入者)へ

原則的に建売住宅のホームインスペクションは、住宅購入者がインスペクション業者&インスペクター(建築士)へ依頼して実施されます。ゆえに調査(検査)内容・結果は当日内覧会時に実際の部位・場所を確認しながらインスペクターから住宅購入者(依頼者)へ報告・説明が成されます。そして後日、当該内容が「報告書(議事録)」として提出されることとなります。

インスペクターは住宅購入者へ調査結果(検査内容・指摘事項)を報告する

のが業務上の仕組みとなっています。

ただし、実際には内覧会時に発見した指摘事項はインスペクターから内覧会に立ち会っている施行者へも、その内容が伝えられるケースが多いのが実情です。指摘内容を理解している専門家(インスペクター)が施行者へ直接話をした方が指摘内容が正確に伝わるからです。

※このような対応をしているかどうかはホームインスペクション業者・インスペクター(建築士など)によって異なりますので、「費用」を確認するときに、併せて質問しておくといいかもしれません。

※当方(BAUMPLANNING一級建築士事務所)が実施している新築建売住宅のインスペクション(内覧会同行検査)の内容など、何か質問がありましたら、こちらのお問い合わせフォームから気軽にお問合せいただければと思います。

まとめ

ホームインスペクションの「費用」は建売住宅の仕様・規模・構造及び立地・地域によって異なります。業者・インスペクター(建築士など)によっても幅があります。必ず、事前に正確な費用を確認するように心がけていただければと思います。

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